Windowsでコマンドの場所を検索する方法について調査してみました。
Linuxでは、whichコマンドでコマンド配置パスを確認できることは知っていたのですが、Windowsでも同じようなコマンドあるかなぁと思って調べてみた結果が今回の記事の内容です。
Windowsでは、whereコマンドが今回やりたいことをやってくれます。このコマンドの引数にパスを調べたいコマンドを指定して実行することで、ファイルの場所を検索することができます。
文章で見るより、実際に実行結果を見たほうが早いと思いますので、以下を確認いただければと思います。
例として、SQL Serverのコマンドラインユーティリティのbcpコマンドのコマンド配置パスを検索してみます。
使い方は先ほど記載したとおり、”where [パス調べたいコマンド名]"です。
コマンド実行結果を実際に見てみると、以下の通りbcpコマンド(bcp.exe)が配置されていることを確認できました。
コマンド名は知っているけど実際にそのコマンドってどこにあるの?ってこと多いと思うので、そんなときはこれを使えばOKですね!
具体的に検索しているパスは、カレントディレクトリとPATH環境変数によって指定されたパスから対象のファイルを検索しているようです。
また、ワイルドカードを使った検索もできるので完全にコマンド名を思い出せなくても問題ありません。
オプションもいくつかありますので、気になる方は"where /?"を実行して確認してみてください。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。この辺で失礼いたします。