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Google Chromeのアップデートについて

Google Chromeのアップデートがどのような仕組みで実施されているのか気になったので調べてみました。

Google Chromeのバージョン確認方法

アップデートの仕組みの前に、現在のGoogle Chromeのバージョンを確認する方法を見てみたいと思います。

Google Chromeのバージョンは、ブラウザ右上のアイコン(点が縦に3つ並んだもの)から設定を開き、「Chromeについて」より確認できます。

以下では、バージョンと共に最新の状態であることが示されています。

Google Chromeバージョン確認

Google Chromeのアップデート方法

そして、本題のアップデートについてですが公式サイトに記載されているとおり、ユーザーが実施しなくてもバックグラウンドで自動で行われるようです。

Google Chromeのアップデートは自動

そのため、特に意識しないでも勝手にアップデートしてくれるのでセキュリティ的にも安心ですね。

具体的な反映タイミングとしては、ブラウザを閉じて再度開いたときにそのアップデートが反映される仕組みのようです。

Chromeの自動アップデートの仕組み

あまりブラウザを閉じない人は、以下のような表記になっているかもしれません。この場合も、一度ブラウザを閉じることで勝手にアップデートが反映されるようになっているそうです。

アップデートが保留中の場合の表記

Google Chromeのアップデートは止めることができるのか

自動で更新されることは、通常であれば嬉しい機能のはずですが、それをして欲しくないユーザーもいると思います。

そのような場合は、自動アップデートを止める方法があるのか気になると思います。

Googleの公式サイトに「Chromeのアップデートを管理する(Windows)」という記事がありましたので、これを参考にすればできそうです。
Chrome のアップデートを管理する(Windows) - Chrome Enterprise and Education ヘルプ

しかし、私が上記手順通りにやってみても上手くいきませんでした。

上記手順を実施した後もChromeは以前として、勝手にアップデートされてしまいます。

この手順ではローカルグループポリシーを設定するのですが、その設定箇所の説明欄に以下の記述を見つけました。

This policy is available only on Windows instances that are joined to a Microsoft® Active Directory® domain.

なるほど、ドメイン環境でのみ動作する設定のようでワークグループ環境の場合はおそらく適用されないことがわかります。

それでは、ドメイン参加していない場合はどうすれば良いのかというと他に公式でアナウンスしている手順は見つかりませんでした。。

有志の方々のブログを見てみると、上記公式がアナウンスしている手順以外で自動アップデートを停止する方法を紹介しているのを見つけました。
Windows10 Google Chrome の自動更新を停止し勝手にアップデートしないようにする方法 | find366

詳細の手順はリンク先をご参照いただくとして、やり方としてはChromeのアップデートプログラム(?)らしきもののファイル名を変更するという方法です。

こうすることで、どうやらGoogleChromeの自動アップデートが失敗するようになり、結果として自動アップデートがされない状況を作ることができるみたいです。

どうしてもアップデートをしたくない場合は上記の方法で対応できるかもしれませんが、公式で何か方法を正式に公表してくれると助かりますが。。

おわりに

いかがでしたでしょうか。Google Chromeは基本的には自動的にアップデートされていくので、ユーザーは意識する必要がありません。

通常のユーザーであれば問題はないと思いますが、ブラウザに依存するようなシステムを使用している場合は、意図しない自動アップデートにより既存の機能が動作しなくなってしまうことがあります。

そのような場合に、自動アップデートを止めたい場合は環境によっては制限があるので注意が必要です。

つまり、ドメイン参加している環境であれば、グループポリシーなどでアップデートの制御が可能のようですが、ドメイン参加していない場合はややイレギュラーな方法をするしか方法はなさそうです。

今回はこの辺で失礼いたします。最後までお読みいただきありがとうございました。