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Apacheライセンスの概要を理解する

今回は、Apacheライセンスについて簡単に理解しておこうと思い記事にしました。

Apacheライセンスとは?

Apache Software Foundationが考案したオープンソフトウェア(OSS)のライセンスのことです。

現在は、「Apache License 2.0」が最新となっているようです。このバージョンが発表されたのは2004年なので、もう随分変わっていないようです。以後Apacheライセンスとバージョンを表記しない場合は、「Apache License 2.0」を指すものとします。

Apacheライセンスの全文は以下のサイトで公開されています。もちろん全文英語です。
https://www.apache.org/licenses/LICENSE-2.0

日本語訳したサイトもあり、以下で公開されています。
https://licenses.opensource.jp/Apache-2.0/Apache-2.0.html

Apacheライセンスを適用したソフトウェアは?

Apacheライセンスを適用した代表的なソフトウェアは以下の通りです。多くの有名なソフトウェアで使用されています。

Apacheライセンスの特徴とは?

Apacheライセンスの特徴をいくつか挙げたいと思います。

  • ソフトウェアは、個人や商用に限らず自由に扱ってよい(無料で使える)
  • 再頒布時には、著作権表示とライセンス表示を含めなければならない
  • 作者や著作権者はいかなる責任も負わない

ライセンス明記するだけで、商用でも無料で使用・改変・複製・再配布が可能というかなり制限の緩いライセンスということが分かりました。

Apacheライセンスのような制限の緩いライセンスで他で有名なのは、「MIT Lincense」があります。

おわりに

Apacheライセンスに関して概要を確認しました。しかし、ライセンスの話は難しいので最終的には、専門家の方に確認することが良さそうです。

OSS」という言葉からはどんなことをしても問題ない、みたいなイメージが私にも少なからずありました。今回調べてみて、改めてそんなことは断じてない、ということを理解しました。

しかし、調べていて思ったのですが自分で作ったソフトウェアに対して、ライセンスを付与するためにはどうすればよいか、みたいな記事はたくさんあるのですが、使用するだけの場合、どうすれば良いかを紹介している記事はやや少なく感じました。

ほとんどの人がそっち側のはずですが、やはり内容が難しいからなのでしょうか?色々なケースがあるので一概には言えないから、ふわっとした形で定義されているのかもしれませんね。

今回はこの辺で。最後までお読みいただきありがとうございました。