ITエンジニアの成長ブログ

ITエンジニアとして行う勉強の発信&日々の生活で体験した楽しいことをゆるく発信

MITライセンスについて

あるJavaScriptライブラリのライセンスが、「MITライセンス」と記載されていたため調査のために調べたことをここにメモします。

今回はざっくりと理解するために調べたものなので、概要のみです。

MITライセンスとは?

簡単に言えば、オープンソースソフトウェア(OSS)のライセンスの1つで、該当のソフトウェアを無料で自由に使えるライセンスのことです。

自由に使えるので、個人利用に限らず商用利用でも制限なしに使うことができます。

自由に使えるといっても守らなければならないことがあります。しかし、これがとても簡単で「著作者」と「ライセンスの表示」の2つを成果物のどこかに記載するというものです。

このように制約が少ないため、GitHub で配布されているオープンソースで最も利用されているライセンスのようです。

対象のJavaScriptライブラリ

そもそも今回、MITライセンスを調べる元になったJavaScriptのライブラリが以下です。
encoding.js/README_ja.md at master · polygonplanet/encoding.js · GitHub

「encoding.js」というライブラリで、文字コードの変換や判定をすることができるものです。
こちらのライブラリのREADMEを読んでみると、以下の通り「MIT」とありますので、MITライセンスを適用していることが分かります。

「encoding.js」のライセンス

それで、このMITライセンスのJavaScriptライブラリを使用する場合はどうすればよいかと言うと、利用するだけであれば特に何も対応する必要がないようです。

以下は、このJavaScriptライブラリの本体(jsファイル)の先頭部分を抜粋したものですが、「著作者」と「ライセンスの表示」の記載が見えると思います。

「encoding.js」のライセンス記載部分

たとえば、自分の作成したWebサイトで読み込んで上記ライブラリを使用する場合は、この表記を削除しないようにして読み込みをするのであれば、他には特に考慮することは何もないようです。改めてとてもシンプルなライセンスだなと思いました。

しかし、JavaScriptは通常は圧縮や難読化の作業を実施することがあると思いますのでその場合は上記のライセンス表記が削除されないように留意する必要があるらしいです。

おわりに

いかがでしょうか。正直ライセンス周りはほぼ理解していなくて、不安でしたが概要を知ることができて少し安心しました。

まだまだ理解が浅いので、大変なことにならないようにライセンスの知識は理解しておきたいと思います。

今回はこの辺で失礼いたします。最後までお読みいただきありがとうございました。