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SQL Serverの動的管理ビュー

今回は簡単にSQL Serverの動的管理ビューを紹介したいと思います。

動的管理ビューとは?

動的管理ビューを参照することで、サーバーの状態の情報などを取得することができます。取得した情報は、インスタンスのヘルス状態の監視、問題の診断、パフォーマンスのチューニングなどに使用できます。動的管理ビューは、DMV(Dynamic Management View)と訳されます。

動的管理ビューは、大きく以下の2種類に分けることができるようです。

  • サーバー スコープのDMV・・・確認するには、サーバーに対する VIEW SERVER STATE 権限が必要
  • データベース スコープDMV・・・確認するためには、データベースに対する VIEW DATABASE STATE 権限が必要

動的管理ビューのサンプル

DMVには、現在のロック状況を確認することができる「sys.dm_tran_locks」やキャッシュされているクエリ情報を確認することができる「sys.dm_exec_query_stats」など、システムを運用していくうえで非常に役に立つものがあります。

おわりに

今回は、動的管理ビューを確認しました。SQL Serverでサーバーの情報を取得したりする際には、使うことがかなり多いと思うので代表的なものはあらかじめ知っておきたいなと思いました。