ITエンジニアの成長ブログ

ITエンジニアとして行う勉強の発信&日々の生活で体験した楽しいことをゆるく発信

Tomcatのアクセスログの日時について

今回はTomcatアクセスログの日時ついて、今更ですが気づいたことをメモ程度に残しておきます。
※こちらの動作確認は、Tomcat8.5で行っています

Tomcatは何も設定を変えてなければ、アクセスログをlogディレクトリ配下に出力してくれていると思います。ファイル名は以下のような感じかと思います。

ログ出力の内容は以下のような感じで、アクセス日時とかリクエスURIとかまあ基本的な情報はとりあえず出力されています。簡単な動作確認とか調査には使えるので、便利です。

f:id:mr_star:20220202012752p:plain
Tomcatアクセスログ

そして、ここからが今回の記事の本題なのですが、このアクセスログに出力されている”日時”ですが、この値はどうやら「レスポンスを返す日時」なんですね。つまり、「アクセスをしたタイミングの日時」ではないということです。

たとえば、極端な例でお話すると、「2022/02/01 13:05:00」にとても処理が重いリクエストがされたとします。そして、このとても処理が重いリクエストは3分まるまる処理に時間がかかります。そうすると、Tomcatアクセスログにはリクエストした時間から3分後である「2022/02/01 13:08:00」として日時が出力されます。実際にログに出力されるのも、3分経過したときのようでした。

個人的には、アクセスログのイメージはアクセスしたそのタイミングの日時が出力されているもんだと勝手に思っていたのでやや驚きました。何かの調査でTomcatアクセスログを見るときは、このような挙動を理解しておく必要がありそうです。

簡単ですが、お読みいただきありがとうございました。今回はこの辺で失礼いたします。